デザイナー的外食 – 高円寺ラーメン① 天王

突然ですが、ラーメン。こちらをご堪能ください。
NO REASON !
shoushoga
実物でなくてすみません。
見るだけで飽き足らない方は食べに行ってみてください。是非!
高円寺ルック商店街「天王」さんの生姜醤油ラーメンです。初めて食べました。

ラーメンが好きでよく食べに行くのですが、高円寺南口エリアはかなりご無沙汰でした。普段は仕事の合間に「30分以内に食べて帰って来られる」という条件のお店に足が向きがちで、成り行き北口のお店に行くことが多いです。ラーメンは北口で用足りる、とすら思っていた程です。

迂闊でした。こんな素晴らしいお店にこれまで行かずじまいだったなんて。高円寺で働いているありがたみを半分は損していたのかもしれません。
そう思えるくらい素敵な一杯でした。
東京の、中央線の、昔ながらの醤油ラーメンが好きとい方ならド・ストライクだと思います。

とはいえこの生姜が入ったラーメンというのは、もともと新潟県長岡市のラーメンスタイルなんだそうです。食べ慣れたような味でありながら、初めての余韻。生姜は主張しすぎることなく、絶妙に醤油に合っています。スープがアツアツであることもまた良かったです。麺がまた素晴らしく、もちもちの弾力ある感触。つるつると喉へ入ってきます。程よくお腹いっぱいになりました。

メニューには炒飯やレバニラ炒めなどもあり、ゴリゴリに気合い入ったラーメン店というより、心置きなく寛げる街の中華料理屋さんといった雰囲気。そんな落ち着いた感じもまた好きになりました。きっと他のメニューも美味しいことでしょう。

厨房へ目を向けると、麺を茹でるご主人の所作に並ならぬ気配りを感じます。とても丁寧に作っているのだなという印象が伝わってきました。それで期待通り本当においしい! ご主人のプロフェッショナリティーに脱帽するしかありませんでした。
生姜の効果でしょうか、身体がポカポカと温まり、心身ともにリラックスすることができました。一杯で幸せになれるラーメン。この冬は何度も行ってしまいそうな気がします。

11月に入りパンフレットの制作が佳境に入り、来週から月レギュラーの広告媒体が始まります。そして間髪入れず月刊誌・・
次第に忙しくなりそうですが、風邪だけはひかぬよう乗り切りたいと思います。


今日のBGM The Dandy Warhols – Autumn Carnival
いじめられっ子のストーリー。可哀想なお話です。しかし少年は安易な同情など吹き飛ばすほどシャープで活動的です。抜け目ない。
少年の行為は反社会的で決して許されることではないでしょう。巷の理解ではこういう少年を「グレて」しまったと言い、大人からは叱責の対象に、仲間からは倦厭の対象になるのかもしれません。
ところがどういうことか、登場人物の誰よりも創造的で光って見える。希望すら感じる。両親や友人に対し雪辱を果たすわけでもなく、ちょっとした夢を追い飛び出してゆく。
この力強さの正体は何でしょうか。逆境に遭ったときのためにこの実感は心に留めておきたいと思います。

デザイナーの料理 味噌ラーメン

だいぶ肌寒くなってきました。僕らの仕事場は、PCだらけで熱気がこもってるのですが、外気に触れるともう秋だな〜という体感です。少し身体を温めたいこんな日の賄いは「味噌ラーメン」かな?と思い作ってみました。というのも、一昨日、味噌ラーメンが食べたくて、噂の店めあてに野方まで行ったてきたのですが、ネットの口コミほどではなく、かなり残念な思いをしました。残念で残念で、、、これはどげんかせんとならん!ということもあり、自ら作る決心にいたったわけです。
とはいえ、そんなに難しいレシピではありません。決め手は中華の定番調味料「豆板醤」「甜麺醤」「豆鼓醤」「ウェイパー」さえあればOK。手順は以下。

① 中華鍋に、かるく油をしいて刻んだ野菜(キャベツ、もやし等)を炒め別にとりおく
② 再び中華鍋に油をしき、みじん切りにしたニンニク・しょうがを炒める
③ ②の香りが立ったら豚挽肉を一緒に炒める。
④ ③が炒まったら、豆板醤・甜麺醤大さじ1づつ、豆鼓醤小さじ1を加え肉味噌を作る
⑤ ④ができたら水を加え(今回2人分で1ℓ弱)、沸騰したらウェイパーを加える
⑥ ⑤に軽く塩・胡椒して、味噌(信州味噌でも何でも)を適量加えスープは完成。
⑦ 麺をゆでる(袋には2分半とあるが、1分〜1分半で充分)
⑧ 丼に茹で上がった麺、⑥のスープを注ぎ、とりおいた野菜をのせ、
  薬味にネギ・バターなど添え出来上がり!

上記ではちょっと手順多く見えますが、ようは肉味噌作って、水加え、調味料くわえスープ作れば、あとは盛りつけという、いたってシンプルな料理です。

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王道の味噌ラーメンです。いや、、、と自分はおもうのですW。美味しくできました!これでまたモテそうです。
野菜は、麺が茹で上がる直前にスープに戻しても良いかと。その方が野菜の甘みが出ると思われます。

定番ですが、好みの音楽でも流しますか!


今日のBGM Ultravox Vienna

デザイナーの作るカルボナーラ

賄いは、「シンプルで美味しい」に限ります。なので、カルボナーラ作ってみました。材料は卵(黄身でも全卵でも)、ベーコン(またはパンチェッタ)、粉チーズ、塩、黒胡椒、オリーブオイル、ニンニク、パスタ(1.6mm)のみ。

カルボナーラの由来

炭焼人 (Carbonara) がもし、仕事の合間にパスタを作ったら、手に付いた炭の粉が落ちてこんな風になるのではないかというイメージをして黒コショウをからませ創られたパスタ

出典:Wikipedia

シンプルかつ手早く作らないと美味しくできないパスタです。デザイナーの作業も、厳しい納期のなか限られた時間で、正確に作業進めなければ仕事を納めることができません。料理とデザインの作業は共通項が多く、賄いを作りながら日々再確認をさせられたり、いろいろ気づくことが多い。
何事もそうですが、漠然と事にあたってはいけません。「思い」「思考」「行為」の三拍子が必要です。それはカルボナーラを美味しく作ることにおいても同じ。つまるところ今回の賄いも大成功でしたW。またモテるな(キリッ!

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あとは、好みの音楽でも流しますか!


今日のBGM David Bowie- Space Oddity Original Video (1969)

お盆も終わり下半期

まだまだ暑い日が続きます。それでも連日35℃だった8月前半に比べると涼しく感じたりして、どうもこの異常気象で体感が狂ってしまっているようです。
でも、このまま心のセンサーまで狂ってしまっては悲しいでしね。身体と共に心も涼しくなるよう工夫を心がけたいところです。
例えば、お昼の賄いなど「冷やし」系の料理にこだわってみたりしました。「モテる料理」を日々探求する私としては、「冷やし」で「癒やし」の「モテる」賄いレシピを模索してみたのです。そして完成したのがこれ・・・

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名付けて「パクチー鶏冷やしラーメン」。パクチーがお好みでない方は、しそや小ネギのトッピングでも良いです。レモン絞っても良いかもです。ヒンヤリとさわやかな一品です(モテるかどうかはさておき・・・笑)。
まぁ、たかが賄いですが、これで、美味しくて涼しいランチブレイクとなり、猛暑で煮えたぎった頭も身体もクールダウンできれば、仕事の効率もUPする? と期待するわけです。
何事も工夫が大事ですね。暑い暑いとただ唸っていても、何も解消にならないのです。嫌だな〜辛いな〜と思ったら、そこで沸点に達して終わらずに、一旦自身を冷まして物事を俯瞰し、改善策を冷製に模索してみる。そうすることで、いがいと素敵なアイディアが生まれたりするものです。
「暑さ寒さも彼岸まで」と辛いのも後もう少し。暑さを辛抱するのではなく、「辛抱」を「楽しい」に変換して過ごしてゆきたいですね。
仕事でも日々の生活の中でも、そんな工夫を続けていきたいと考えてます。