大衆文藝 ムジカ Vol.03 発刊!

日が短くなりました。年の終わりを早くも感ぜざるをえません。今年一年振り返ってみると、丘のうえ工房ムジカさんとの出逢いとその制作を通じて、クリエイターとして充実ある時を過ごせたという実感をひとつ得ることができました。
「大衆文藝 ムジカ Vol.03」は無事完成を見ることができました! まだまだ制作面で課題は残すものの、確実な一歩を踏み出せたのではないかと感じます。

今号は、月乃光司特集を始め、その他、沢山の著名人からの寄稿もあり、ボリュームのある内容となっております。編集長の葛原氏、プロデュースの大須賀氏の言葉にできない尽力あってこその結実であります。読み応えのある月乃氏との対談記事は必読の価値あり。

スマートフォンなど、ツールが進化しているこの時代、個人の発信力が問われ、また容易に発信可能な環境が出来上がっています。FaceBookなどSNSを駆使すれば、誰でも何処でも自己発信ができます。しかしながら、雑誌というアナログ的手法で、情報を編纂し、大衆に向けて表現者の声を伝えるということは、いつの時代も困難を極めます。

「新しさ」をツールという「箱」でただ飾るのではなく、あえて既知の印刷メディアで打ち出してゆく。「箱」が「新しい」のではなく、発信する内容がどこか「新しい」。その意思が斬新さを示唆し、より良き未来への衒いのない渇望が編集に盛り込まれている。この生きにくい世の中で、そんな彼ら丘のうえ工房ムジカの制作姿勢に、プリミティブな逞しさを感じるのです。

願わくば、この先も、時代の創出の一端を共に担えればと切に望みます。

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大衆文藝ムジカ Vol.03
丘のうえ工房ムジカ
定価926円+税

颯木あやこさん 「七番目の鉱石」

女流詩人。詩作経験がある私にとって、男性とはまったく異質な詩作の元型をもつ作家存在で、その作風も感嘆に値するものと認識している。なにかロジックを超えた感性剥き出しの魔的な魅力──また、深く内面的な詩〜ロルカの詩論でいうところの「カンテ・ホンド」を思わせ、人間の内に巣くう暗いバケモノ「ドゥエンデ(duende)」を感じさせる。
友人のひとりにそんな女流詩人がいる。詩人・颯木あやこでさんある。第3詩集「七番目の鉱石」をこのたびご出版され、その際、詩集の装幀デザインをさせていただいた。
男の私にはどうしてもジェンダーとして超えられない共感の壁がある。彼女の詩に込められた情念が、いっそう不可解な「暗いバケモノ」に思われ、制作過程において何度か作業の手が止まってしまうことも…。そして、「暗いバケモノ」は怖いだけでなく、繊細で美しい心象も持っている。その石英のようなキラメキを、私が提供するビジュアルで壊してしまうことが一番の恐怖だった。ともあれ、なんとかご本人に納得していただけるデザインを納められたようである。
ひとつの事柄が形を成す時にはいつも感動がある。今回は成果物としての詩集の完成、さらには、さる10月24日には、出版記念の朗読会に招いていただき、朗読・ご自身の声という詩の違った次元での享受も経験することがでた。感謝である。
あらため詩人・颯木あやこさんのその創作におけるバイタリティー、意思の強靱さを賞賛する。最後に第3詩集「七番目の鉱石」を紹介させていただき本記事を終わりにする。

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颯木あやこ 「七番目の鉱石」
栞解説文 野村喜和夫・伊武トーマ
装幀 北澤眞人
発行所 思潮社
定価 2,200円+税 A5判並製

デザイナーの料理 味噌ラーメン

だいぶ肌寒くなってきました。僕らの仕事場は、PCだらけで熱気がこもってるのですが、外気に触れるともう秋だな〜という体感です。少し身体を温めたいこんな日の賄いは「味噌ラーメン」かな?と思い作ってみました。というのも、一昨日、味噌ラーメンが食べたくて、噂の店めあてに野方まで行ったてきたのですが、ネットの口コミほどではなく、かなり残念な思いをしました。残念で残念で、、、これはどげんかせんとならん!ということもあり、自ら作る決心にいたったわけです。
とはいえ、そんなに難しいレシピではありません。決め手は中華の定番調味料「豆板醤」「甜麺醤」「豆鼓醤」「ウェイパー」さえあればOK。手順は以下。

① 中華鍋に、かるく油をしいて刻んだ野菜(キャベツ、もやし等)を炒め別にとりおく
② 再び中華鍋に油をしき、みじん切りにしたニンニク・しょうがを炒める
③ ②の香りが立ったら豚挽肉を一緒に炒める。
④ ③が炒まったら、豆板醤・甜麺醤大さじ1づつ、豆鼓醤小さじ1を加え肉味噌を作る
⑤ ④ができたら水を加え(今回2人分で1ℓ弱)、沸騰したらウェイパーを加える
⑥ ⑤に軽く塩・胡椒して、味噌(信州味噌でも何でも)を適量加えスープは完成。
⑦ 麺をゆでる(袋には2分半とあるが、1分〜1分半で充分)
⑧ 丼に茹で上がった麺、⑥のスープを注ぎ、とりおいた野菜をのせ、
  薬味にネギ・バターなど添え出来上がり!

上記ではちょっと手順多く見えますが、ようは肉味噌作って、水加え、調味料くわえスープ作れば、あとは盛りつけという、いたってシンプルな料理です。

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王道の味噌ラーメンです。いや、、、と自分はおもうのですW。美味しくできました!これでまたモテそうです。
野菜は、麺が茹で上がる直前にスープに戻しても良いかと。その方が野菜の甘みが出ると思われます。

定番ですが、好みの音楽でも流しますか!


今日のBGM Ultravox Vienna

デザイナーの作るカルボナーラ

賄いは、「シンプルで美味しい」に限ります。なので、カルボナーラ作ってみました。材料は卵(黄身でも全卵でも)、ベーコン(またはパンチェッタ)、粉チーズ、塩、黒胡椒、オリーブオイル、ニンニク、パスタ(1.6mm)のみ。

カルボナーラの由来

炭焼人 (Carbonara) がもし、仕事の合間にパスタを作ったら、手に付いた炭の粉が落ちてこんな風になるのではないかというイメージをして黒コショウをからませ創られたパスタ

出典:Wikipedia

シンプルかつ手早く作らないと美味しくできないパスタです。デザイナーの作業も、厳しい納期のなか限られた時間で、正確に作業進めなければ仕事を納めることができません。料理とデザインの作業は共通項が多く、賄いを作りながら日々再確認をさせられたり、いろいろ気づくことが多い。
何事もそうですが、漠然と事にあたってはいけません。「思い」「思考」「行為」の三拍子が必要です。それはカルボナーラを美味しく作ることにおいても同じ。つまるところ今回の賄いも大成功でしたW。またモテるな(キリッ!

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あとは、好みの音楽でも流しますか!


今日のBGM David Bowie- Space Oddity Original Video (1969)

お盆も終わり下半期

まだまだ暑い日が続きます。それでも連日35℃だった8月前半に比べると涼しく感じたりして、どうもこの異常気象で体感が狂ってしまっているようです。
でも、このまま心のセンサーまで狂ってしまっては悲しいでしね。身体と共に心も涼しくなるよう工夫を心がけたいところです。
例えば、お昼の賄いなど「冷やし」系の料理にこだわってみたりしました。「モテる料理」を日々探求する私としては、「冷やし」で「癒やし」の「モテる」賄いレシピを模索してみたのです。そして完成したのがこれ・・・

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名付けて「パクチー鶏冷やしラーメン」。パクチーがお好みでない方は、しそや小ネギのトッピングでも良いです。レモン絞っても良いかもです。ヒンヤリとさわやかな一品です(モテるかどうかはさておき・・・笑)。
まぁ、たかが賄いですが、これで、美味しくて涼しいランチブレイクとなり、猛暑で煮えたぎった頭も身体もクールダウンできれば、仕事の効率もUPする? と期待するわけです。
何事も工夫が大事ですね。暑い暑いとただ唸っていても、何も解消にならないのです。嫌だな〜辛いな〜と思ったら、そこで沸点に達して終わらずに、一旦自身を冷まして物事を俯瞰し、改善策を冷製に模索してみる。そうすることで、いがいと素敵なアイディアが生まれたりするものです。
「暑さ寒さも彼岸まで」と辛いのも後もう少し。暑さを辛抱するのではなく、「辛抱」を「楽しい」に変換して過ごしてゆきたいですね。
仕事でも日々の生活の中でも、そんな工夫を続けていきたいと考えてます。